中野澄はこう思う中野澄はこう思う

経営理念

「学ぶ」は真似ぶ(まねぶ)から

前回のブログに続いて、最近あった気づきについてブログを書きます。
前回のおさらいとして、
経営資源の最大化により効果的であろうフレームワークを考えました。
環境変化に対応するために、自社の経営資源「人・モノ・金」を活用する。
それをどう活用するか情報を得て、実務に落としていくかということが大切で
それには、「情報」も並列とした経営資源のピラミッド構造よりも「マトリクス」
構造の図で経営資源を行と列で考えた方が活用しやすいのではないかというブログ記事です。
前回のブログはこちら

では、最近あったもう一つの気づきについて書きます。
「情報」を得る場合にどの程度で得ればいいかということについて、すぐに真似ができる状態まで情報具体的に得ることが大切という気づきです。

恩師の言葉をそのままお借りすると気づきの内容は、こうです。

“何事においても「初動」はめっちゃ重要!「初動」とは「最初の一歩」のことだ。しかし・・・ほとんどの人は「いーなー」とか「なるほど」とか思っても、具体的な行動の初動がなかなかできない。これは「新しいこと」や「やったことないこと」は、単純によくわからないからだ。つまり「やらない」ではなく「できない」ってこと。初動の促進には、ロールモデルや具体的なサンプルや事例を目に見える形でわかりやすく提示してあげることが重要だ。やっぱ先ずは真似(まねぶ)からだね。”


もちろんロールモデルがピッタリ自分や自社に合うかはわかりません。前提条件が違えば、実践しても同じように効果が出ないです。ただ、学びは真似ぶからというのは、真似ができる状態まで学べということだったというのは、新しい気づきでした。

上司の立場だとどうでしょうか。
学びを得ても行動変化の見えない部下に対して、「やらないなぁ」「やる気あるのかなぁ」と思ってしまうこと、ありませんか。僕は、あります。部下に対して、息子に対してもあります。こう考えることを改めて、初動の促進には、ロールモデルや具体的なサンプルや事例を目に見える形でわかりやすく提示してあげることが重要と考えるようになりました。実際、ナカノオートでも技術継承に動画を取り入れるという動きが出ています。

恩師O先生、いつもたくさんの学びと気づきをいただいてます。有難うございます。

自宅から近くにある滝、よく行きます。