中野澄はこう思う中野澄はこう思う

未来について

残り時間

坂本龍一が死去した。71歳だった。
とても残念で、悲しい。先月ダムタイプのインスタレーションで坂本龍一が
世界から集めた音を体験したばかりでした。
ご冥福をお祈りいたします。

自分が40代になり 好きな有名人の訃報を聞くことが増えているように感じます。
皆一律に歳をとっているから当然なんですが、これから歳をとればもっと増えていくと
思いますし、身近になってくるはずです。

訃報に哀傷を感じ、落ち込むと同時に、自分の人生の残り時間を感じ、焦ることがあります。
「何をやり遂げた?」と自問すれば、まだまだ道半ばであり、諦めてきたことの方が多いかもしれません。それでも思い続けて行い続けていれば、たとえ自分の人生でやり遂げられないとしても後に繋ぐことができればいい。

坂本龍一が好んだ一節
「芸術は長し、人生は短し」

真善美が機能するビジョン(芸術)を描き、実現するための経営を仕組み、後継すること。
改めて残り時間を見積もって、今年度を始めます。