鉄瓶が来た
鉄瓶は日本の伝統工芸品で、生き物のように育てる道具です。
ずっと欲しかったけど、ちゃんと調べることがなかった南部鉄瓶。
カタチ、デザイン、内部の処理方法、湯量、大きさ、重さ、価格、使い方、
使い始めの準備、錆が出た時の手入れ方法と湯垢についてなど、かなり多くの
ことを調べました。
白湯、コーヒー、仕事に持っていく水筒分を考えると1,5リットルは一度に
沸かしたい。そうなると鉄器だからかなり重くなる。少しでも軽くて、好みの
デザインを探しました。たくさんの鉄器製造元があることも知り、たどり着いたのが
OIGEN(及源鋳造株式会社)ブランドの世界観に惹かれ、三笠形アラレ1.85リットルを
購入。
届いた鉄瓶がこちらです。
どっしりとした佇まい、木炭のような色が侘びを感じさせギュッと抱きしめたく
なります。鉄瓶買うならアラレ模様がいいと決めていたのと、蓋の取手のまん丸い
擬宝珠のような部分が玉ねぎみたいでとても可愛い。
取り扱い説明書の表紙に書かれていた
「愉しむをたのしむ」というブランドメッセージにもニヤリとしつつ、これから何十年
使いつづける南部鉄瓶を我が家にお迎えしました。
次回は使い始めにやることへつづきます。