中野澄はこう思う中野澄はこう思う

経営理念

変化すると不安定になる

ゴールデンウィークにリビングにある植物を植え替えしました。
フィカス・ベンガルシスだと思うんですが、ゴムの木でお馴染みの木です。
160cmくらいあり、我が家にきてから10年くらい経過してます。
長期維持していると根が詰まってくるので、鉢から出して少しカットしてから新しい
土に入れ替え追肥して、植え直しました。フカフカになった土の中で、元気に根を伸ばすだろう
と思ってたんです。

でもどうでしょう。それからしばらくすると、落葉し始めたんです。もうパラパラと
落葉は止まりません。全体の6割ほど葉が落ちて全体的にスカスカになってしまいました。
不安になりながらも、新芽を見つけたのに希望も感じ、しばらく我慢しながら観察を続けます。

2ヶ月もすると新芽がたくさん出て、最近は新しい葉も展開し始めました。
植え替えをして代謝が上がったんでしょう。
代謝を調べると”生命内で生じる全ての科学変化とエネルギー変換”とあります。
フィカスの樹体で、植え替えをしたことでエネルギー変換が起こり古い葉を落とし、
新芽を展開するという、エネルギー変換が起きたのでしょう。
落葉はさらなる成長の課程ということだったんです。

変化すると不安定になります。だから変化を躊躇してしまうこともありますが、
その不安定な時期は成長のための通過点と決めてしまえば、気持ちはうんと楽になると思いました。

他の人が変化を起こしたことに気づいたら、何か手伝えることがないか声をかけ、
自分が変化する際にはセルフケアもセットで考えて、一歩を踏み出したいです。

軽井沢にて